2020-12-01 第203回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
印鑰さんは、農林水産省のデータを活用して算出しています。登録品種が一七%しかないということを言うのであれば、米穀機構のデータではなくて自らのデータで公表すべきですよ。米穀機構の一部のデータを使って影響がないと都合のいい説明をしていて、これ、ごまかしじゃないかと思われても仕方がないんじゃないでしょうか。 二〇一五年の自家増殖に関するアンケートについても聞きます。
印鑰さんは、農林水産省のデータを活用して算出しています。登録品種が一七%しかないということを言うのであれば、米穀機構のデータではなくて自らのデータで公表すべきですよ。米穀機構の一部のデータを使って影響がないと都合のいい説明をしていて、これ、ごまかしじゃないかと思われても仕方がないんじゃないでしょうか。 二〇一五年の自家増殖に関するアンケートについても聞きます。
一方、衆議院で参考人として出席された印鑰さんが米の全国登録品種の割合を調査されていますけれども、生産量に占める登録品種の割合は全国三三%、新潟、富山のコシヒカリBLを入れると四割になります。北海道は八八%です。品種数に占める、これ品種数ですね、品種数に占める割合は全国六四%、北海道で七三%です。 米穀機構の一七%と何でこんなに違いが出るのか米穀安定供給確保支援機構に聞きました。
さらにもう一点、同じく印鑰参考人から、衆議院の質疑の中では、登録品種は一割程度という説明、また許諾料の水準や見通しに対する農水省の認識に懐疑的な声があると、そんな話もありました。
恐らく、この法改正で一〇〇%止める、法の網をくぐって出ていくものはあるにしても、やはり抑制的に、その条件を付すことによってかなり抑制できるということだと思いますけれども、衆議院の参考人質疑で、これ、印鑰参考人からインドの例を挙げて指摘がございました。外資系企業から高い種を買わざるを得ない状況にインドは陥ってしまったと。
農水省は稲の登録品種は一七%としていますけれども、十二日の参考人質疑で、より詳細に見れば三割を超えるという指摘が印鑰参考人からされました。農水省は作付割合上位二十品種で計算、印鑰さんは二百七十三の全品種で計算しました。印鑰さんが示した数字が正確であります。
まず、横田参考人、印鑰参考人、長い間ありがとうございます。大変参考になりました。 まず、お二人に基本認識をお伺いしたいんですけれども、種苗法の改正について。 横田参考人は実際現場でされているので、お仲間の農家とかそういう方々に種苗法の改正あるいは中身についてどれぐらい知られているのかな、そういう認識の広がり。
次に、印鑰参考人、お願いいたします。
本案審査のため、明十二日木曜日、参考人として有限会社横田農場代表取締役横田修一君及び日本の種子を守る会アドバイザー・NPO法人民間稲作研究所アドバイザー印鑰智哉君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕